2022.3.7
何かがおきる?
3月3日に静岡市葵区の浮月楼で行われた第80期名人戦A級順位戦
「将棋界の一番長い日」と言われるA級順位戦最終日。今期は8回戦終了時点で名人挑戦は二期連続で斎藤八段、B級1組への降級は羽生九段、山崎八段と決まっています
とはいえ、将棋ファンにとっては特別な1日に変わりありません
結果は、、
斎藤慎太郎八段(8勝1敗)●-○糸谷 哲郎八段(6勝3敗)
佐藤 天彦九段(6勝3敗)○-●佐藤 康光九段(4勝5敗)
豊島 将之九段(5勝4敗)○-●菅井 竜也八段(3勝6敗)
広瀬 章人八段(5勝4敗)○-●羽生 善治九段(2勝7敗)
永瀬 拓矢王座(5勝4敗)○-●山崎 隆之八段(1勝8敗)
斎藤八段は糸谷八段に敗れ、史上5人目の全勝での挑戦はなりませんでした。。
まあ、これだけの面子相手に8勝1敗も文句なしの凄まじい成績なんですが汗
さて、順位戦も佳境を迎えてきましたが、なんといっても注目は3月9日に行われるB級1組最終戦でしょう!
藤井五冠は現在順位1位で勝てば文句なしの昇級!まあA級入り確実とは思います、、、が!
そこは『鬼の棲家』と呼ばれるB級1組。最後まで何が起きるかわかりません
なんせ藤井五冠の対局相手は佐々木勇気七段!あの伝説の29連勝を止めた男として有名になった天才肌の棋士です!今季、昇級の目は無くなりましたが、最終局での才気溢れる差し回しに期待です!
そして、昇級争いをしているのが千田七段と稲葉八段!どちらも関西の超実力者!
千田七段は2020年の朝日杯、そして今季の順位戦で藤井五冠を撃破しています!AI研究の先駆者として有名ですが、力戦系の将棋が多い印象です!
稲葉八段は名人戦挑戦経験があり、ABEMAトーナメントでの活躍やNHK杯での優勝など早指しもめちゃくちゃ強い棋士です!
最終局、藤井五冠が敗れて千田七段、稲葉八段の両者が勝った場合のみ、藤井五冠の昇級は無くなります
数々のドラマが生まれてきた順位戦
どんな結末が待っているのか、、大注目です!
ではではー