少し時間が経ってしまいましたが、女流名人戦五番勝負第４局が2月24日、関西将棋会館で行われました。

結果は後手の挑戦者・伊藤沙恵女流三段が114手で里見香奈女流名人＝女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花＝に勝ち、シリーズ３勝１敗で女流名人のタイトルを奪取しました！史上最多となる9度目のタイトル挑戦での初戴冠！

伊藤女流三段は通算勝率は7割超え。非公式のレーティングでも3位。誰もが認める実力者でありながらタイトル獲得には至らず、何度も『里見香奈』という高い壁に阻まれてきました。

だけど今回は違いました。長年女流棋士界を牽引してきた絶対王者、里見女流名人相手に堂々とした差し回しを見せ、最終局は完勝といえる内容だったと思います。対局後のインタビューで見せた涙には、見てるこちらにも胸に迫るものがありました。

これで女流棋界は、、

里見四冠(女流王座・女流王位・女流王将・倉敷藤花)、西山二冠(女王・白玲)、加藤清麗、伊藤女流名人

4人でタイトルを分け合うことになりました！

里見、西山の二強と言われて久しいですが、加藤清麗、伊藤女流名人の誕生により新たな時代に突入ですね！

ここに山根女流二段や渡部女流三段が絡んでくれば更に盛り上がりそうですねー

今後の女流棋界にも期待大ですね！

ではではー