2021.5.10
羽生世代の偉大さ
プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の予選Bリーグ・第2試合、チーム康光(佐藤康光・森内俊之・谷川浩司)とチーム糸谷(糸谷哲郎・山崎隆之・服部慎一郎)の対戦が5月8日に放送されました!
結果は、、
チーム康光が5勝3敗で勝利!これぞ『シン・レジェンド』!
自由奔放な差し回しでかき乱してきたチーム糸谷相手に、終始落ち着いた応対!2年連続ベスト4に向けて順調なスタートを切りました!
また、敗れはしましたが、チーム糸谷は2位以上が確定。予選通過を決めています!
この戦い、一局目から山崎八段の「らしさ」が爆発!
先手番の山崎八段が谷川九段を追い込むも金銀の打ち合いで千日手に※同一局面が4回現れると先後入れ替えて指し直し
じつは山崎八段、千日手模様で時間を稼いでから寄せに出るつもりだったようで、記録係から千日手成立を告げられると「あ、そうなの」と頭を抱えていました。。
その模様を控室で見ていた康光会長が「そりゃそうでしょ」と呟いたのが最高でしたね笑
チーム康光は、ここぞという時に自然と急所に手が伸びる印象です!※この三人に限らず同世代のトップ棋士はみんなそう
AI研究が無かった時代、自分の頭で1から「答え」を探し続けた棋士の重厚さを感じました!
次戦は、チーム菅井と予選突破をかけた決戦です!
康光会長、森内九段と郷田九段の「羽生世代対決」に注目したいと思います!
ではではー