野口の一歩千金Blog. / Archives
2021.6.16
同世代の星
プロ将棋界唯一の団体戦第4回ABEMAトーナメント予選Dリーグ第一試合、チーム天彦「にゃんぱす~」(佐藤天彦九段、鈴木大介九段、古賀悠聖四段)とチーム広瀬「早稲田」(広瀬章人八段、丸山忠久九段、北浜健介八段)の対戦が6月12日に放映されました!
結果は、、
チーム広瀬「早稲田」が5勝2敗で勝利!!
丸山九段は1勝2敗と負け越しましたが、広瀬八段が2勝0敗、北浜八段が2勝0敗と星を伸ばし、順調なスタートを切りました!
この試合はチーム広瀬、全員の良さが出ていたように思います!
丸山九段、負け越しはしましたが、佐藤天彦九段戦で見せた伝家の宝刀『一手損角換わり』が素晴らしかった!
終盤、素人目にはちょっと無理めな攻めに見えましたが、さすがスペシャリスト!経験値が違います!羽生世代、名人経験者の底力を見ました!
北浜八段は2局とも新人の古賀四段が相手となりました。苦しい局面が長く続いたようですが、経験値を生かした勝負術で形成不明に持ち込み、混戦を抜け出して勝利!やはりフィッシャールールは経験値が活きます!
そしてリーダーの広瀬八段!もともとフィッシャールールでの高い適正を見せていましたが、、やっぱり強い!
不利になっても棋界トップクラスの終盤力で逆転に持っていくさまは圧巻です!このルールの最強候補でしょう!
広瀬八段とは同学年で、23歳で初タイトルの王位を獲得して以来ずっと応援しています!というか尊敬のほうが近いかも。。
早くタイトルホルダーに返り咲いてほしい!
また、負けはしましたがチーム天彦も和気藹々として、非常に良いチームだと思います!
古賀四段に初日がでれば一気に流れが変わるかもしれません!
次回放送は、いよいよ前回優勝のチーム永瀬の登場です!
今回、藤井二冠はいませんが、代わりに入ったのが屋敷九段!優勝候補に変わりはないでしょう!
どんな展開が待っているのか、、今から楽しみです!
ではではー