2019.2.16
車盗難リレーアタックに注意!
最近輸入車・国産車の殆どがセキュリティー面でも
良いとされている、スマートキーで車の施錠や
エンジンスタートができる仕様の車が増えました。
我々が扱う商品でも、スマートキーの車両はアピール
ポイントでもあります。
鍵を差し込んで!という儀式が要らず
スマートキーをポケットやカバンに入れておくだけで
ですから。
しかしそんな便利なシステムなのに、それを狙った車盗難方法
「リレーアタック」
という方法で、盗難犯罪が増えているそうです。
スマートキーは当たり前ですが絶えず微弱な電波を出し
ているわけで、 半径1メートル以内に、キーと車が近づ
くと電子IDを照合し、車両の施錠やエンジンが出来る
仕組みです。
純正イモビライザーなど連動しているわけですが、
セキュリティー面でも今までと違って高いものとなって
います。
なのに、その微弱電波を狙うのが「リレーアタック」と
呼ばれる犯罪方法。
主な車盗難の手順は2人で!
・犯行グループの1人が車に近づく
・もう1人がスマートキーがあるであろう建物から電波を受信
・電波を増幅させて、車の側にいる仲間に送信
・車の解除が簡単にされる
・車に乗り込む
・エンジンも掛かっちゃってそのまま逃走
海外でも日本でも、この被害は報告されており、要注意!
だそうです。
オーナーが対策できる事としては、金属製の容器に入れると
電波が遮断されるので、車から離れたらスチールケースなど
に入れておくと良いそうです。
出先でも盗難も心配があります。その場合は電波が遮断される
スマートキー用のキーケースが市販されているそうなので
持ち歩くと良いそうです。
何れにしても、スマートキーなのにいちいち使用する時に
ケースから出さないと、車が反応しないのでスマートキーの
意味をなさない!という感覚になりますが、現状では犯行の
手口が高度で巧みなプロ相手なので、スマートキー仕様の車の
オーナーは、車から離れたら、自分で電波を遮断する方法を
とるしかないそうです。
お気をつけください!!