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2015.9.12
自動車保険の重要性
今回の大雨によって、命や自宅が無事だった方でも、逃げる時や
出先で大事な車が冠水してしまった方も多かったと思います。
冠水してしまった車を多く目にしました。
豪雨などによって発生した水たまりを走行している映像をよく見ますが
車が走行できているのは、ある程度の冠水や浸水に耐えられるように
設計されているからです。
しかし
一般的に走行可能とされる水深は、乗用車であればドアの下端、
クルマの床面が浸からない程度です!
一部のオフロードタイプの車では渡河性能が重要視されるため、
専用の装備により水深1m弱の悪条件でも走行できる特殊なモデルも
ありますが、一般車乗用車は違います。
乗用車の場合、場所の予測が難しいゲリラ豪雨等で発生する冠水路の
走行には非常に注意が必要です。
見た目だけでは水深を測ることができませんし。
水が溜まっている所は基本避けるべきですし、水溜りが広範囲で
ない場合は、速度を落として水しぶきを高く上げないような走り方で、
ゆっくり通過するのか基本です。
怖いから早く水溜り通過したい!と、スピードをだしたまま水溜り
に侵入すると、ヤバい!と思ったころには、クルマが浮いて前後に
動かなったり、エンジンの吸気が水を吸ってしまったり、排気管が
水圧で塞がれてしまい、エンジンが停止、そのまま立ち往生…….。
最悪の結果です……….。
万が一、クルマが冠水し車内にまで浸水してしまった場合は、
エンジンを停止させ、車両は水がひくまで放置するしかありません。
水がひいたからといって、エンジンを掛けるとエンジンを破損させ
たり、感電したり、電気系をダメにするので、ロードサービスや販売店
に連絡し、あとは任せる!これ基本です。
残念ながら冠水車は、修理に高額な費用が掛かります。
売却しようと思っても、事故で修復歴がある車より、一般的に嫌われる
傾向にあります。
水に浸かった電気系が後々に不具合を起こしたり、エンジン内部が水の
影響で破損し、エンジンがダメになったりする事があるからです。
そうなった時に、泣き寝入りしない為にも、備えが必要なのが自動車保険
です。
今一度、自動車保険の見直しをお勧め!します。