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2020.10.31

百折不撓

10月30日、東京・将棋会館において第42期霧島酒造杯女流王将戦三番勝負第3局、西山朋佳女流王将VS室谷由紀女流三段戦が行われました!

第1局は西山女流王将、第2局は室谷挑戦者が勝ち、両者1勝ずつをあげて最終決着局を迎えました

 

室谷女流三段はタイトル戦登場が今回で5回目ですが、タイトル獲得歴は無し

悲願の初タイトルを目指し最終局に望みました!

 

対局は中盤以降、室谷女流三段が優位に進め、終盤はっきり勝ちの局面になりましたが最後の最後でまさかの落手、、、

それを終盤力に定評がある豪腕、西山女流王将が見逃すはずもなく、あっという間に室谷玉を受けなしに追い込みました

 

結果は西山女流王将が155手で室谷女流三段を破り、三番勝負の成績を2勝1敗として女流王将を防衛しました

西山女流王将にとっては初の女流王将防衛です!

 

西山女流王将の将棋が大好きで、いつも応援しているのですが、今回ばかりは室谷女流三段の気持ちを思うと辛いものがあります

 

局後のコメントで「大事に指しすぎてしまったかもしれません。取れなかったのは残念ですけど、一生懸命の結果なのでしょうがないです」と語りました

 

将棋界には「七度目の正直」史上最年長46歳で初タイトル獲得を決めた木村一基九段という存在がいます

 

室谷女流三段は20代ですし、必ずタイトル戦に戻ってくるはず!

 

これからもタイトル戦線から目が離せません!

 

ではではー

2020 10 31 [未分類]/ 固定リンク

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