2012.1.20
1個か全てか・・・
こんばんは、平島です。
今回は、『イグニッションコイル』について
イグニッションコイルはスパークプラグの点火に必要な15,000 – 35,000Vの電圧を
12Vのバッテリーで発生させた電圧から得る一種の変圧器です。
これがないとスパークプラグに「火」は飛びません。
古いタイプの車になると一つのイグニッションコイルから得られた電気を
ディストリビューターを介して各スパークプラグに分配していましたが
最近の車輛ではダイレクトイグニッションと言って各スパークプラグに1個づつ
取り付けられるのが主流です。
各スパークプラグに1個づつ取り付けてあるということは
1個のイグニッションコイルに不具合があってもエンジンはかかります
もちろん調子は悪いですが・・・
そして、その1個を交換することでエンジンの調子も良くなります
しかし、1個だけの交換で良しというものでもありません
そのまま、普通に乗り出すと
たいていの場合すぐにまた調子が悪くなります
そうです他のイグニッションコイルがダメになるからです。
ですから交換の際はすべてのイグニッションコイルの交換がおすすめです。