2022.6.19
移動距離 過酷!
イタリア1部リーグ サンプドリアでプレーするDF吉田麻也は、2018年6月のロシアW杯後から4年間で実に地球7・93周分にあたる約31万8000キロを移動。計154試合に出場!
所属チームでのリーグ戦、カップ戦、代表チームでのWC予選・本線や国際試合の連戦で体への負荷が増える中、欧州でプレーするアジア人選手を取り巻く環境はさらに過酷を極めています!
例えばイングランド1部リーグのトッテナムに所属するハリー・ケイン(イングランド代表)の18~21年までの総移動距離が8万6267キロだったのに対し、同クラブのソン・フンミン(韓国代表)は22万3637キロと約2・5倍!!移動時間もケインの123時間に対し、ソンが300時間と圧倒的に長い!
国際プロサッカー選手会(FIFPRO)主催のオンライン会見に参加した日本代表の吉田麻也は、アジア人サッカー選手が抱える労働環境の過酷さを訴え、「プレーヤーズファースト(選手第一)」のシステム構築を提案しています!
結局、どの世界も「現場」が一番過酷なのです!