昨今、イタリアでは多くのクラブが資金繰りに苦しんでいます！
日本代表DF長友佑都が所属するインテルの会長が、マッシモ・モラッティ氏からインドネシア人実業家のエリック・トヒル氏に変わったのは2013年11月！
また、元日本代表の中田英寿氏がかつて所属し、UEFAカップ（現ヨーロッパリーグ＝EL）を制したことのある名門パルマは、
経営破綻で2億2000万ユーロ（約282億円）という負債を出して2014－15年シーズンを最後に”倒産”しました！

チャンピオンズリーグ（CL）など国際大会で毎年のように優勝候補を輩出し、ヨーロッパサッカー界をけん引していた十数年前のイタリアは過去の話？！
2014－15シーズンにセリエＡにいた20チームのうち、財政黒字だったのは7クラブだけ！
トリノ（1060万ユーロ＝13億5700万円）、ラツィオ（580万ユーロ＝７億4200万円）、ユヴェントス（230万ユーロ＝2億9400万円）など！
一方、大半を占める赤字クラブのマイナス金額はケタが違います？！？
ワースト1はDF長友所属 インテル！なぁ～んと？1億1404万ユーロ（＝145億9800万円）！？
続いてFW本田所属 ミラ ンの913万ユーロ（＝116億8600万円）、3位にはローマの413万ユーロ（＝52億8600万円）！！

この3つのクラブの共通点は、ここ数年でクラブのオーナーが変わり、もしくは売却の噂が出てまとまっていないクラブです！！
選手の移籍金の高騰、監督を解雇しても契約に乗っ取って、
高額な年俸を払い続けなければならないというカルチョビジネスは、自分たちで自分の首を締めていきました！！

イタリアはサッカーだけでなく、クラブ経営でも転換期を迎えています！！

Viva！セリエA！！