野口の一歩千金Blog. / Archives
2022.5.18
ショック
5月16日、日本の名門オーディオ機器メーカーであるオンキヨーホームエンターテインメントが大阪地方裁判所に31億円の債務で破産を申請しました。
オンキヨーグループは、1946年(昭和21年)9月に(株)大阪電気音響社として設立。
グループでは、「オンキヨー」ブランドのほか、2015年に資本・業務提携し一部事業を統合した「パイオニア」ブランド名で製品を展開。オーディオシステムやホームシアターシステム、DVDプレーヤー、アンプ、スピーカーなどのホームAV製品を中心に、ヘッドホンやイヤホンなどを製造していました。
2020年に入ってからは新型コロナウイルスの感染拡大により中国やインド、マレーシアの各工場で操業停止を余儀なくされたうえ、欧米など海外では販売店が閉鎖されるなどで売り上げが激減。債務超過に陥るなか、2021年8月1日付でJASDAQ上場廃止となっていました。
そのようななか、ホーム AV 事業譲渡に伴う手数料収入を得ながら事業を継続してきたが、資金繰りの悪化に歯止めがかからず、今回の措置となった。
※以上、ヤフーニュースより抜粋
何というか寂しくて切ないニュースです。
サブスクブームもあり、スマホでカジュアルに音楽を聴くのが主流になった現代において、ホームオーディオが主力のONKYOは苦しかったのでしょう。
高級ヘッドホン、イヤホン市場が活況なのと対照的ですね。こちらはよりプライベートに音楽を楽しめますから。今の時代に即しています。
私は今でもONKYOのCDレシーバーを使っています。購入したのは確か10年ほど前だったでしょうか。
当時としては珍しかったインターネットラジオを聴ける機能がついており、アダプターを付ければBluetoothにも対応。
価格からは信じられない駆動力があり、能率の低いトールボーイスピーカーを気持ちよく鳴らしてくれました。
、、とノスタルジックな気分に浸っていましたが。。
私も近年はスピーカーで音楽を聴くこともめっきり少なくなり、CDレシーバーもラックの中で眠っている事が殆どです。
自宅で音楽を聴くときは専らヘッドフォンで。移動中は完全ワイヤレスイヤホンで。
なので、このニュースを見た時に寂しいと同時に「あー、やっぱり」と思ってしまいました。
いつの日か、コンポで音楽を聴くことが「エモい」とか言われて、若い人にブームが来たら良いのになーなんて夢想しています笑
ではではー