野口の一歩千金Blog. / Archives
2022.5.26
勝負師の涙
将棋の叡王戦五番勝負第3局が24日、千葉県柏市で行われ、叡王位を保持する藤井聡太竜王が挑戦者の出口若武六段に109手で勝ち、シリーズ3連勝でタイトルを防衛した。
藤井竜王はこれでタイトル戦13連勝。羽生善治九段と並び、歴代2位のタイトル戦連勝記録となりました!1位は大山康晴十五世名人の17連勝です。
千日手局を含めると4局連続での『相掛かり』となり、序盤は先手の藤井竜王がペースを掴みリードを広げていきましたが、出口六段も粘り強く指し続け終盤に突入。
その後、中継していたAIでも、明確に出口六段の有利、さらには優勢とみられる局面が訪れました。
ところが最終盤、1分将棋の中で勝ち筋を逃してしまい、一気に形勢をひっくり返され最後は即詰みに討ち取られました。
局語の大盤解説会では、悔しさから思わず涙を流してしまった出口六段。
今回は残念な結果に終わりましたが、この経験を糧に再び檜舞台に帰って来ることを期待しています!
ではではー