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2016.8.27

Bravo!ブンデス・リーガ!!

いよいよブンデスリーガが開幕!!
16-17シーズンの1部リーグには日本人選手8名がプレーします!!
2度目のドイツ挑戦に臨むFW宇佐美貴史や、ケガからの再起を図るFW武藤嘉紀、DF内田篤人など目が離せないシーズンです!!

■躍進が期待される宇佐美のブンデス再挑戦
19歳で名門バイエルンに入団し、ホッフェンハイムで過ごした翌年も含め計2シーズンをドイツで過ごした宇佐美貴史。
自身2度目となるブンデスリーガでの挑戦は、かつて居を構えていたミュンヘンから北西へ約65キロの町アウグスブルクで、この夏始まりました!

■ひざの回復具合に悩まされる内田
内田篤人が最後に公式戦のグラウンドに立ったのは、2014-15シーズンのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦レアル・マドリード戦ま でさかのぼらなければならない。昨夏メスを入れたひざの回復具合は、本人や周囲の想像以上に悪く、残念ながら昨シーズンは丸々1年間を棒に振ることになっ た。今春から行っていた日本でのリハビリもようやく終わり、この夏には久しぶりにシャルケへ戻ってきたものの、クラブ幹部によれば、再び患部に違和感が生 じたため日本に2週間ほど滞在し、ドクターの診察を受ける予定であるという。内田が離脱している間に、これまで同選手の独壇場だったシャルケの右サイドバック(SB)は、一転して多くの候補者がひしめく激戦区となった。ブラ ジル人DFジュニオール・カイサラとDFザシャ・リーターの2人が昨夏まとめて獲得され、今オフにはセビージャで主将を務めていたスペイン人DFコケも加 入。治療を終え、プレーができる状態にまで回復しても、内田にはその後厳しいポジション争いが待っている。ただし、負傷前の内田は時折レギュラーから外されつつも、最終的には再びポジションを奪い返し、不死鳥のごとく復活しては、安定したプレーを我々に見せてくれた。まずはケガを完璧に治し、復帰までの道のりを着実に歩んでいってほしい。

■武藤の定位置確保にはコンディションの改善が不可欠
ひざの外側靭帯を負傷し、昨シーズン後半戦の大部分を欠場した武藤嘉紀は、間もなくマインツ加入2シーズン目を迎える。主将だったオーストリア代表MFユ リアン・バウムガルトリンガーと、GKロリス・カリウスがチームを去ったが、FWジョン・コルドバとMFクリスティアン・クレメンスの完全移籍が決まり、 今のところ攻撃メンバーの顔ぶれに変化はない。そのため、昨シーズン前半戦のパフォーマンスを取り戻すことができれば、武藤の地位はそう簡単に崩れないは ずであるが、しかしプレシーズン中にも、ひざに違和感を訴え練習を切り上げるなど、状態が万全でないのも確か。加えて、ポジションを争うコルドバ、MFハ イロ・サンペリオ、MFパブロ・デブラシス、クレメンスらの調子は軒並み良好であるため、武藤がトップコンディションに戻ったとしても、すぐさまスタメン の座を取り戻せるとは限らない。攻撃の選手である以上、例え少ない出場時間でも目に見える結果を残していくことが、武藤には求められている。

■安泰ではない長谷部のポジション争い
プレシーズンを見る限り、レギュラーを手にしていたようにも思えた長谷部誠。しかし初の公式戦となった21日のDFBポカール1回戦マグデブルク戦では MFサボルチ・フスツィとMFオマール・マスカレルの2人が中盤の底を務め、長谷部は65分にFWルーク・カスタイニョスとの交代で途中出場だった。ニ コ・コバチ監督の構想では、マスカレルがボランチの第一候補であり、長谷部とフスツィが2番手。また、昨シーズンは右SBを本職とするアメリカ代表DF ティモシー・チャンドラーを追いやり、同ポジションに入ることもあった長谷部だが、今シーズンはDFギジェルモ・バレラをマンチェスター・Uからレンタル で獲得しており、同選手が右SBを担うことになる。ブンデスリーガ在籍10シーズン目のベテラン選手となり、昨シーズンはフランクフルトのフィールドプ レーヤーで最多となる32試合に出場した長谷部だが、今シーズンにおける同選手のポジションは、決して安泰ではない。

■原口は数字での貢献が求められる
]パル・ダルダイ監督の就任以降、急激に出場機会を増やしていった原口元気は、昨シーズン1年を通して、ヘルタの右MFとして君臨した。しかし、 シーズン前に同監督が「元気には得点に結びつくプレーを求めている」と語ったように、昨シーズン記録した2ゴール以上の結果を出さなければ、これまでのよ うに長い時間をピッチで過ごすことはできなくなるだろう。ただし、原口自身もそのことは十分理解しており、プレシーズンからたびたび「今年はとにかく得点 やアシストを残したい」とコメントしている。
昨シーズンは、できるだけサイドに張っていることを求められていたが、今シーズンは同じ右MFでもインサイドでのプレーが多くなり、よりゴールに近いポジ ションを取ることができる。バイエルンでもプレーしたドイツ人MFミッチェル・ヴァイザーとのポジション争いに打ち勝ち、今シーズンこそはゴールを量産し てほしい。

■定位置を確保した酒井高
2015-16シーズンの前半戦は、それまでハンブルガーSVの右サイドを守り続けていたDFデニス・ディークマイヤー、そして左サイドのDFマティア ス・オスチョレクからポジションを奪えず、酒井高徳は控えに甘んじていた。しかし後半戦に入ると、ディークマイヤーをベンチに追いやり、自身を引き抜いて くれたブルーノ・ラバディア監督の期待に応えている。
今シーズンのプレシーズンでも酒井は右SBの第一候補として起用されており、また「去年は1年目ってこともあったけど、今年は『自分が中心だと思ってやっ てほしい』っていうふうに監督から言われたし、『声を出してチームを鼓舞してほしい』ってのも言われている」と、単なる主力選手の1人ではなく、中心的存 在としての振舞いも増加。今年は、これまでとは一味違った酒井を、多く見られることになりそうだ。

■厳しいポジション争いに挑む大迫

1991-92シーズン以来24年ぶりとなる1桁順位で昨季の戦いを終えたケルン。ここ3シーズン、2部からの昇格、1部残留、9位と、毎年チー ムの成績が上向いている一方、昨シーズンの大迫勇也はトップ下やサイドMFでの起用が多く、わずか1得点という寂しい成績だった。
昨年までの4-2-3-1から、今シーズンのケルンは4-4-2が基本路線となる見込みで、大迫は昨シーズン15ゴールで得点ランキング5位のFWアント ニー・モデスト、FWセルー・ギラシー、ラトビア代表FWアルチョムス・ルドネフスらと、前線の2枠を争うことになる。ただし、高い得点力を持つモデスト がそのうち1つを確保するのはほぼ決定的であり、今夏の新加入選手2人よりも優れた部分を指揮官に見せなければ、大迫の出番は昨シーズンよりも減少してし まうだろう。

Viva!ブンデスリーガ!!!

2016 8 27 [未分類]/ 固定リンク

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