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2011.10.7

Thank you, Jobs.

10月5日。世界中のAppleファンが最新のiPhoneの発表を期待して見つめていた裏側で、
スティーブジョブズはこの世を去りました。 
4ヶ月前のWWDCで基調講演を行い、CEOを辞してから1ヶ月、ジョブズは最後の最後
まで最前線でApple社の指揮をとっていました。 
そのような意味では、 iOS5、iCloud、Music Match等の新世代ソフトウェア&サービス
と、iPhone4Sはジョブズにとって最後の作品だったのでしょう。
そして、来年6月に発売されるであろうiPhone5に関しても、もう全ては作り込まれて
いるはずだと思うので、iPhone5がジョブズの最終作品なのかな?
Apple=ジョブズは、21世紀になってもハードを重要視し、そのハードにあわせたソフト
ウェアで人々の心をつかんできました。
触れてみたいと思わせる製品、使い心地が良く直感的にわかる製品、そして何よりも愛
着が湧く製品。それらは他のメーカー等には無いかけがいのない彼の作品でした。
数々の作品ももちろんですが、ジョブズはその作品をより素晴らしく、そして1秒でも
早く触れてみたいと思わせるようなプレゼンを行ってきました。
ここ数年はありませんでしたが、基調講演での「one more Thing」はもう聞けません。
1度も会ったことは無いけど寂しくてたまりません。 
音楽を愛したことから始まったiPod、世界中の子供たちはもちろん大人たちまでも楽し
ませた「Pixar」での新しい映画作り、そしてコンピューターをより身近な存在にさせた、
Macintosh、そして世界で初めてのスマートフォン「iPhone」とタブレット「iPad」。
全てがジョブズの作品です。
驚異的な達成力と素晴らしい才能の持ち主だったジョブズ。
人が考える前に何を考えるべきなのかを見つけ、それを形にして世界に広めました。
ホントに偉大だった人です。
Appleの公式サイトで追悼ページを掲げているだけでなく、近年は敵対関係であったGoogle
も追悼版ページにしたり、オバマ大統領までも追悼メッセージを発信させ、その存在の大き
さを改め実感しました。
現Apple CEOのティム・クック氏が社員に向けたメッセージの中で「彼の魂は永遠に当社の
魂であり続けるでしょう。」と綴っていましたが、ジョブズの居なくなった今後もジョブズ
の魂がこもった作品を作り続けてもらいたいです。

2011 10 7 [Mac(Apple)なできごと。]/ 固定リンク

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