サンク福岡の百田です。
今年は各地で3年ぶりの夏祭りが開催されていますね。
「青森ねぶたまつり」や「仙台七夕まつり」など私も一度は訪れてみたい夏のお祭りがたくさんあります。
四季を持つ日本では、夏に限らず春夏秋冬それぞれの祭りがありますが、その起源は紀元前、神話の時代にまでさかのぼるそうです。
日本が生まれ神々が暮らし始めたある日のこと。
そこに天照大御神(あまてらすおおみかみ)という、光を司るえらい神様がいた。
大御神さまには弟がいて、その名は須佐之男命(すさのおのみこと)。力が強くていたずら好きだったそうだ。
ある日、大御神が機を織っているところに、須佐之男命が「馬を投げ込む」といういたずらをした!
日頃から、いたずらが過ぎる弟に、ついに堪忍袋の緒が切れた姉の大御神は、天の岩戸という岩屋の中に隠れてしまった。
すると、世界は真っ暗に。
他の神様たちも困り果てて、怒って隠れた大御神をどうやって連れ出すか相談をして、思兼神(おもいのかねかみ)という、賢い神様が考えた手で作戦スタート。
まずは一羽のニワトリを鳴かせた。
そして、天宇受売命(あめのうずめのみこと)という踊りの上手い神様が、オケの上で踊り出した。他の神様たちも手をたたいたり歌ったり、段々と盛り上がってきた。
「おや、自分がいなくて真っ暗なはずなのに、困っていないなんてどういうこと?」
気になった大御神がそっと岩戸を開けたとき、力の強い天手力男神(あめのたぢからおのかみ)が一気に岩戸を開き、世界に光が戻ってきた。
…というお話。
これが神社の祭りの起源といわれる有名な「天の岩戸隠れ」のエピソードで、日本最古の歴史書、古事記(712年)に記されています。
以来、神社や寺院を舞台に行事・儀礼としての祭りが始まりました。
平安時代には神が神社から町に降りられる神輿が登場。江戸時代には山車や花火などの娯楽も加わり、主役は神仏から庶民へと変わっていきました。
そして現在。お祭りは、農業や漁業の豊作、家族の健康や幸福を祈願する地域イベントとして定着しています。
コロナ禍という事で今年も中止となったお祭りもありますが、はやく終息してお祭りを楽しみたいものです。
明日8月10日(水)より夏祭りフェア を開催致します!
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お盆も休まず営業しておりますので、ぜひご来店ください!