連帯貢献金とは
2022年11月19日
サッカー界でよく耳にする「移籍金」。
所属クラブとの契約期間が残っている状況で、
他クラブへに移籍する場合に発生する違約金みたいなもので、
選手が国外に移籍をした際には、「連帯貢献金」が発生します!
一般ニュースではまず取り上げる事の無い内容ですが、
「連帯貢献金」とは、FIFAが定める国際ルールで、
所属元クラブに支払われる移籍金のうち5%を、
12~23歳を過ごしたクラブが請求できる制度のことです!
パーセンテージは、12歳から15歳で最大1%、16歳から23歳で最大4%!
この連帯貢献金は、元所属クラブに大きな利益をもたらします。
最近だと、富安健洋選手が13歳から19歳までアビスパ福岡の下部組織・トップチームに在籍し、
セリエAボローニャからプレミアリーグ アーセナルへ移籍した際、
推定8千万円程の連帯貢献金を受け取ったようです。
日本では、一般的に中学生になるとジュニアユースチームor部活の所属になりますが、
ジュニアユースチームが、海外移籍する選手を輩出すると、
連帯貢献金を受け取る事が出来、老朽化した人工芝の張替や、
遠征バスの購入など、次世代の選手育成に還元できる素晴らしい制度です!!
日本代表 長友佑都選手も、セリエA チェゼーナ→インテル→トルコ ガラタサライ→リーグアン マルセイユと
移籍した際、母校の東福岡、明治大にも連帯貢献金を持たらしています!