庚申の日
2022年9月29日
自宅のすぐ近くにある「猿田彦神社」。
庚申(かのえさる)の日に博多人形職人が作った「猿面」を授与しています。
もともと街道の出入り口に道祖神として伝えられてきた猿田彦大神を祀っており、
猿の字を冠する神様という事から、その昔にあった庚申信仰と結びついたとされ、
60日ごとに庚申の日に祭りを行い、
猿にちなんで、「災難が去る」「幸運が訪れる」という信心を集めてきたそうです。
唐津街道の入り口にあたる早良区藤崎に、数百年前に建立された猿田彦神社では、
そんなこんなで60日ごとに「猿面」が配られ(有料、たしか千円位)、
地域住民は「猿面」を玄関先に飾る事で災難を寄せ付けないと思っています。
福岡人ならだれもが1回は見たことあるお面だと思います。
以前は、「猿面」が午後には配りきられていたので、早朝3時位から並んでいました。
現在はお昼くらいでも残っているそうです。
興味のある方はぜひ一度並んでみてください。