乗り物酔い
2022年10月3日
サンク福岡の百田です。
だいぶ秋らしい気候になってきましたね。
紅葉狩りや秋に旬を迎えるおいしい食材を頬張りに出かける機会も増えてくるのではないでしょうか。
そんな時困るのが『乗り物酔い』
そもそもなぜ乗り物に乗ると、乗り物酔いは起きるのでしょうか。
乗り物酔いのベースには、『脳の混乱』があると考えられています。
人にはさまざまなセンサーが備わっており、外界の変化を感知しています。
たとえば視覚。変わりゆく風景などを見ていますが、これも情報の1つです。
また、普段あまり意識することはないかもしれませんが、耳の奥にある内耳にある三半規管や耳石器などは、回転などの体の動きや気圧の変化を感じ取っています。
乗り物に乗っているときは、目で見ている情報と内耳で感知する情報にズレが生じやすいのです。
このズレによって脳が混乱を起こしてしまいます。
すると自律神経に異常な興奮が起こり、血圧が下がり気分が悪くなり、冷や汗やだるさ、頭痛、吐き気など、乗り物酔いの症状が起きると言われています。
乗り物酔いを防ぐ対策としては、
・首のストレッチや耳のマッサージ(血行が良くなり、内耳のリンパ液の循環が良くなるため乗り物酔いを軽減する)
・ツボを刺激する
などがあります。
例えば手のひらの薬指と小指の間をほぐす。
指の爪を挟むように刺激すると、自律神経を整える効果があります。
「内関(ないかん)」というツボがあり、ここを刺激すると胃痛や吐き気などの乗り物酔いの症状を和らげる効果があります。
乗り物酔い対策をして、お出かけを心ゆくまで楽しんでください!