昨日はF1中国GPが、コロナによる開催中止で2019年以来の開催となりました。

上海の『上』の字を模した特徴的なサーキットで、期待通りの面白いレース展開となり、

セーフティーカー出動も手伝って見どころのあるレースとなりました。

優勝はまたも王者フェルスタッペン。今回も一人旅で何の危なげもなくあっさりと勝っちゃいました。

しかしこの日の主役はもう一人。史上初の中国人F1ドライバー 周冠宇（ジョウ・グアンユ）です。

2022年に念願のF1デビューを飾って以来、夢だった初の母国グランプリ出走が叶いました。

長いF1の歴史の中でも特別な1ページとなり、通常はトップ3のドライバーしかレース後のホームストレートに

マシンを停めることが許されない中、周選手のマシンも停めて一緒に祝うなど主催者側の粋な計らいもあり、

大観衆の熱気に包まれて大いに盛り上がりました。

アジア人初のグランプリ制覇は誰になるのか、もちろん我らが角田裕毅に決めてもらいたいところですが。

超大国・中国から出るのか、はたまた今回パンダヘルメットを被って盛り上げたタイ人ドライバー、

アレックス・アルボンも絡んでくるのか、今年のF1はますます目が離せないですね！！