早朝におこなわれたF1第19戦アメリカGP。MLBポストシーズンも盛り上がってますが、F1だって負けちゃいない。
前戦のシンガポールに続き、暑いアメリカのオースティン。気温30℃超えのタフなレースになります。
今回は土曜日にスプリントレースというショートレースがありました。ここで大波乱が起きます。
スタート直後の1コーナー。インからアウトからと各ドライバー攻めぎあう中、マクラーレン2台がクラッシュ。
チャンピオン争い真っ只中のピアストリとノリスが痛恨のリタイア。まさかのノーポイントに終わります。
勝ったのはフェルスタッペン。この人スプリントレースにめっぽう強いんです。貴重なポイントを積み上げます。
そして予選もフェルスタッペンの勢いは止まらず、ポールポジション獲得。2番手にノリス、3番手にルクレール。
ここにきてプレッシャーがかかってきたのか、ピアストリは6番手と元気がなく、上位と離されてしまいます。
とは言え、ここはストレート区間も長くオーバーテイクのしやすいサーキット。レースで巻き返したいところ。
迎えた決勝スタート。上位は無難にミディアムタイヤをチョイス。3番手のルクレールはソフトでチャレンジ。
これが功を奏してスタートダッシュに成功!ノリスを追い抜き2番手に上がります。
昨日は波乱となった1コーナーはさすがにみんな警戒してかノートラブル。ここでミスをするわけにはいきません。
フェルスタッペンはペースを保って悠々と逃げていく中、2番手はルクレールとノリスが激しく争います。
中団では13番手スタートの角田君が、7,8番手を争う2台のマシンの接触により7位へ順位を上げます。ラッキー!
でもそこから先へは近づけず逆に離されていく展開に、やっぱり上位の高い壁を感じますね。頑張って!!
その後タイヤ交換でピットストップしてから、レースは大きな順位変動がなく、スタート前とほぼ順位は変わらず。
思っていたよりオーバーテイクが少なく、ちょっと期待外れでしたね。アメリカらしい豪快なレースが観たかった…
優勝はフェルスタッペン、今季5勝目。ここ数戦で一気に調子を上げてきましたね。トップとの差は40ポイント。
大逆転での5度目のワールドチャンピオンも現実味を帯びてきました。この人なら本当にやっちゃいそうです。
勢いを無くしつつあるマクラーレンの2人は初のチャンピオンに向け、ここからどう戦っていくのか。
残り5レース。次は連戦となるメキシコGP。トップ3のチャンピオン争いはどうなるのか、目が離せません!!