昔々ホンダのS800という800cc足らずエンジンながら4気筒DOHC。レーシングカーのエンジンの様に高回転まで回る超ハイパワーなエンジンを搭載したモデルがありました。

片やトヨタはファミリーカーのパブリカの何の変哲もないエンジンを搭載するかわりに、空力特性と軽量化に徹底的に拘ったボディをおごったトヨタスポーツ800というモデルを誕生させました。

奇しくも800ccエンジン搭載のスポーツモデルと言うことでライバルとされていましたがその成り立ちは全く異なり特性も異なる2台

そんな流れを引き継いだのが1980年代に登場したトヨタMR2とホンダCR-X

保守的と言われ続けたトヨタが大胆に日本初のミッドシップレイアウトを採用、片やFFスポーツモデルで時代をすでにリードしていたホンダがはなったFFスポーツの完成形CR-X

メーカーの意地と技術者の情熱がぶつかり合うようなモデル。そんな存在最近はなくなってしまったと思うと残念です。