昨夜はF1第17戦、アゼルバイジャンGPがおこなわれました。例年は前半戦での開催ですが、今年は後半戦となりました。
ここのサーキットは市街地コースで旧市街など情緒ある街並みを駆け抜けるので、ファンはもちろんドライバーも
楽しくて好きなサーキットとして知られています。そんなアゼルバイジャン・バクーを得意とするフェラーリの
エースドライバー、C・ルクレールが今年も速く、4年連続でポールポジションを獲得。相性抜群ですね。
しかし、過去まだ決勝では一度も勝てていないというジンクスもあり、今年は破れるか注目のスタート。
前半はミスもなく安定した走りでトップを快走も2位を引き離せず、1回目のタイヤ交換へ。
タイヤ交換を終え逃げ切りを図るルクレールに襲い掛かったのは、マクラーレンの2年生 O・ピアストリ。
大胆かつ冷静な判断でここしか抜けないという一瞬のチャンスに賭け、1コーナーで鮮やかなオーバーテイク。
これはしびれましたね。しかし、もっと凄かったのはここから。残り30周ほどを、素人目にはほぼ一度の
ミスをせず、さらにラスト数周はタイヤをしっかり温存しておいて2位のルクレールを突き放すという
まさにチャンピオンのようなレースを2年目にして見せつけたんです。ここまでやっておいて普通の若者なら
調子に乗っちゃうところですが、レース後はどこか控えめでクールで嫌味がないところが良いんです。
ということでこれからは彼を応援することに決めました。マクラーレン応援グッズを買わないと。
そしてこのレースは新人ドライバー2人も入賞ポイントゲットとなりました、着実に世代交代の波がきてますね。
そしてついにマクラーレンがレッドブルを追い抜いてトップに立ちました。やりましたね、勢いが違います。
1998年以来のコンストラクターズチャンピオンまで残り7戦、目が離せません!