深夜におこなわれたF1第10戦カナダGP。舞台のジル・ヴィルヌーブ サーキットはストレートが多いコースです。
ここまでマクラーレンが圧倒してきましたが、得意の高速コーナーがないカナダでは思わぬ苦戦。
代わりにメルセデスが好調でここがマシンに合っているのか、ジョージ・ラッセルが今季初のポールポジション。
続いてフェルスタッペンと、この前のスペインGPで小競り合いのあった二人がフロントロウで並びます。
角田君はフリー走行中のルール違反により、何と10グリッドの降格処分に。この時点でもう終戦です…
しかし厳し過ぎる判定ですね、何か見えない力が働いているとしか思えないくらい腑に落ちません。
切り替えて決勝スタート。ペナルティポイント加算によりあと1回やらかしたら次戦出場停止になってしまう
フェルスタッペンはそんなの関係ねぇ!とばかりにラッセルに襲い掛かっていきますが追い抜くことはできず。
その後もメルセデス、レッドブル、マクラーレンと上位勢のペースは大きな差が無いため、タイヤ戦略がカギに。
どのタイミングでピットに入りどのタイヤを使うか、フレッシュにして戦うか、それとも温存して持たせるか、
マネジメントやエンジニアの勝負に。終盤まで接戦になるも上位は変わらず。
ここにきてマクラーレンの2台が3位争いに加わります。ピアストリとノリスが激しいチームメイトバトルを
繰り広げるも、ノリスの判断ミスでピアストリに後ろから接触してマシンを壊してリタイア…
勝負を焦ってしまったのかもったいないミス。これによってピアストリとのポイント差が開いてしまったノリス。
後に響かないと良いんですが…
優勝は逃げ切ったラッセル、2位はフェルスタッペン、そして3位表彰台にメルセデスのキミ・アントネッリが!
まだ18歳で高校も卒業してないスーパールーキーが、参戦10戦目にして初の表彰台獲得。恐るべき才能ですね。
まだあどけなさの残る表情がいい感じです。純粋な速さを持ち、間違いなく将来のチャンピオン候補ですね。
フェラーリが元気ないですがメルセデスは確実に調子が上がってきました。まだまだ面白くなりそうです。
次はレッドブルのホームサーキット、オーストリアGP。ぼちぼちここで一発かましたってや~、角田君!!