昨夜はF1第14戦ハンガリーGPが行われました。夏休み前のラストレースを前に重大なお知らせが。
4度の世界王者 レッドブルのフェルスタッペンが、来シーズンもレッドブル残留を発表しました。
メルセデスやアストンマーティンへ移籍する噂が絶えなかったですが、義理堅く漢らしくレッドブルを
選んだんですね。違うチームでレースをするフェルスタッペンを見てみたかったので少し残念ですね。
個人的にはアストンマーティン・ホンダでまたHONDAに乗って欲しかった…
そんなレッドブルですがハンガリーは高速コーナーがなく苦手なサーキット。角田君も予選は振るわず…
ここでも万能な速さを見せるマクラーレン2台がトップ争いを繰り広げますが、フェラーリのルクレールが
本人もびっくりの今シーズン初のポールポジションを獲得。レースを面白くしてくれます。
決勝レースは久しぶりのドライコンディション。スタートを決めたルクレールと2番手のピアストリは
順位を守るも、3番手スタートのノリスは競り負けて5番手に転落。これが結果的に勝負の分かれ目に。
ルクレールは快調なレースペースでピアストリを寄せ付けず、ピアストリも離されまいと食らいついていき
タイヤは思っていたより早くタレて早めにチェンジすることに。上位は2回ピットストップしてタイヤ交換する
スタンダードな戦略に対し、5番手から追い上げるノリスはタイヤ交換1回のみのギャンブルを選択します。
タイヤを使い切ってしまわないように、ミスなくコントロールしないといけないので相当な集中力が必要で
常にプレッシャーがかかります。ルクレールとピアストリはフレッシュなタイヤで差を縮めたいところですが
ルクレールは脱落し、ピアストリは残り数周で1秒以内に迫ったところで最後まで抜けず悔しい2位でフィニッシュ。
ノリスが何とかギリギリ逃げ切って優勝、ギャンブルが成功しました。マクラーレンは4戦連続のワンツー。
ピアストリとノリスのポイント差が9に縮まり、約1カ月の夏休みを迎えました。皆さんお疲れ様です。
このまま二人のチャンピオン争いが濃厚ですが、後半戦は流れが変わって角田君にもチャンスが来てほしいですね。
各チーム夏休みの課題をどう仕上げてくるのか楽しみです!