昨晩はF1第17戦アゼルバイジャンGPがおこなわれました。独特で美しい街並みで行ってみたいですね~。
バクー市街地コースは超高速サーキット、さらに壁に囲まれ逃げ場のない難コースです。
フリー走行から予選までミスなくまとめるのが必須ですが、有力どころが思わぬ苦戦。
本命のマクラーレンは2台ともトップ争いに絡めず、ここを4年連続ポールポジションと得意とする、
フェラーリのルクレールも予選最終アタックでクラッシュ。ポールを獲ったのは復調レッドブルのフェルスタッペン。
そして、角田君も何かを掴んだとコメントした通り、レッドブル移籍後最高位の6番手に。
来シーズンへ向け後のない角田君、いよいよ逆襲の狼煙が上がります。
決勝レースがスタート。フェルスタッペンがスタートを決め、角田君も何とかポジションをキープ。
後ろではランキング1位のピアストリがまさかのスタートミス、そしてコーナーでのブレーキミスで
壁に突っ込み1周目でリタイアと波乱が起こります。焦ってやっちゃいましたね。
ここはポイントを詰める絶好のチャンス、ランキング2位のノリスはしかしペースが上がらず7番手まで。
トップはフェルスタッペン、差をぐんぐん広げて独走状態。2位に上がったのはメルセデスのラッセル。
タイヤを上手くマネジメントし、ピットもそれに応えて素早く送り出し5番手からジャンプアップ。
3位はなんとウィリアムズのサインツがうれしい表彰台。ウィリアムズは何年振りの表彰台でしょう。
『スムースオペレーター』サインツの見事なドライビングでした。
そして、このレースの見どころを作ってくれたのは角田君。終盤残り10週あたりから、
姉妹チームのレーシングブルズ、ローソンと激しい5番手争いで楽しませてくれました。
結果は追い抜けず6位フィニッシュでしたが、チームのポイント争いの事を考えて、
敢えて抜かなかったみたいです。でもやっぱり5位を勝ち取って欲しかったですね。
ここにきてフェルスタッペンが連勝、マクラーレンが2台とも表彰台を逃すという面白い展開に。
そして角田君がいよいよやってくれそうな期待をさせてくれる走りを見せてくれ、
残り7戦ますます盛り上がってきましたよ~。でも次はレッドブルが苦手とするシンガポール。
しかしこの勢いで次もいっちゃいましょう~!!