深夜にF1第21戦ブラジルGPがおこなわれました。F1レジェンド アイルトン・セナの母国、感慨深くなります。
今回はスプリントレースがあり、金曜日のスプリント予選から激しい争いが。トップは好調のノリス。
2番手にルーキーのアントネッリ。チャンピオン争いのピアストリが3番手、フェルスタッペンは6番手。
雨上がりのスプリントレースは、ピアストリが縁石を攻めて残った水に足を取られスピン、痛恨のリタイア。
ノリスが危なげなく逃げ切って勝利、フェルスタッペンは追い上げるも4位。ノリスがポイント差を広げます。
地元ブラジル出身のキックザウバーのボルトレートは終盤にマシンバランスを崩して大クラッシュ!
ケガもなく無事で良かったですが、地元ファンにはショッキングな出来事でした。
続いての予選は何とフェルスタッペンが16番手、角田君が19番手タイムでレッドブル2台が撃沈。
トップチームにいったい何があったんでしょう。でも、少しの違いで明暗が分かれるので面白いですね。
ポールポジションはまたまたノリス、2番手もまたまたアントネッリ。2人仲が良いんでしょうね。
ピアストリは伸びずに4番手、やっぱりプレッシャーなのかも。他にも上位には中団チームがくい込みます。
決勝レースはスタートのタイヤがそれぞれソフト、ミディアム、ハードと各チームの戦略が入り乱れます。
スタートの激しい1コーナーから狭い低速コーナー区間と、1周目からあちこちで接触がありペナルティが発動。
そんな中、地元のボルトレートが1周目でコースアウトしリタイアに。ほろ苦い母国GPデビューとなりました。
このレースでの大きなポイントとなったのは、セーフティカー明けの1コーナーで3台のマシンが横並びで
突っ込んでフェラーリのルクレールがクラッシュしリタイアとなったシーン。原因となったピアストリの
ドライブに10秒の重いタイムペナルティが。これで精神的にも一気に楽になったノリスが盤石のレース運び。
19番手スタートのフェルスタッペンは予選の不調が嘘のように猛烈に追い上げ、ピアストリをも抜き去ります。
レッドブル翼を授ける~とはこのことですね、いつもより多めにレッドブルを飲んだんでしょうね。
最終ラップには2位のアントネッリのすぐ後ろまで追いつきますがここまで。なんと3位表彰台に上がりました。
ノリスの連勝でポイント差は大きく広がりチャンピオン争いはかなり優位に立ちました。しかしまだ分かりません。
残り3レース、ピアストリとフェルスタッペンにはもう一度ここから盛り上げてもらいたいところ。
角田君は1周目に10秒のタイムペナルティをもらって、ピットストップでペナルティを消化するときに
ピットクルーのミスがあり、さらに10秒のタイムペナルティと正直レースどころじゃなかったですね。
ここ一番の勝負所でここまで運にも見放されてしまうと、本当に可哀そうな気持ちになります。
次はラスベガスGP、一発逆転が似合う舞台。ここで今年一番の運を使っちゃいましょう!!



