深夜におこなわれたF1第23戦カタールGP。ラスト3連戦の2戦目、ここでノリスが勝てばチャンピオン決定。
まずは土曜日のスプリントレース、もう負けられないピアストリがポールポジション獲得。
フェルスタッペンは6番手と出遅れるも、なんと角田君がチャンピオンを上回る5番手に!ついにきました!
レースはスタートを決めた角田君がフェルスタッペンのサポートに徹し、4番手をお膳立て、いい仕事してます。
その後はタイヤ交換もない為、膠着状態となってレース終了。ピアストリがノリスとのポイント差を縮めます。
続いて予選はまたしてもピアストリがポールポジション獲得。ようやく調子を取り戻してきました。
2番手にノリス、3番手にフェルスタッペンと順当な結果に。角田君は16番手と振るわず。
差は僅かでしたが、そのちょっとの差が大きいんでしょうね。ギリギリで戦っているのを感じます。
そして決勝レースがスタート。スタートを決めたフェルスタッペンがノリスをかわして2番手に。
ノリスには絶対に負けられないピアストリとフェルスタッペンが後続をちぎっていきます。
7週目にアクシデントが発生し、セーフティカーが出動。このタイミングでほぼ全車が1回目のタイヤ交換を
する中、マクラーレンだけが交換せずにステイアウト。同じタイヤを25周以上使ってはいけないという
このレースの特別ルールの為、戦略が分かれます。どっちに転ぶか分からない、吉と出るか凶と出るか。
もう一度セーフティカーが入ればマクラーレンに傾き、入らなければフェルスタッペンに傾く。
一見ギャンブルに見えますが、そこにはレースエンジニアの緻密な計算をはじめ、チーム力が総動員されています。
結果は何も起こらず、フェルスタッペンが盤石のレース運びで7勝目。勝利数でノリスとピアストリと並びます。
ピアストリが2位表彰台、ノリスが4位となって、チャンピオン争いは最終戦のアブダビGPへ。
1位 ノリス 408P 2位 フェルスタッペン 396P 3位 ピアストリ 392P
最終戦、ノリスが3位以上で表彰台に乗れたらチャンピオン決定。
フェルスタッペンは勝ってノリスが4位以下に、ピアストリは勝ってノリスが6位以下にならないと
栄冠はつかめずとノリスがまだ断然有利なんですが、最終戦の熱いドラマに期待したいですね。
しかし、誰が予想したでしょうかこんな展開。今年は1年ずっと楽しませてもらいました。
2021年に最終戦でフェルスタッペンが初チャンピオンを獲った時以来の興奮と緊張感。
私はHONDAとのラストイヤー、大逆転のフェルスタッペンを全力で応援します!



