F1第22戦ラスベガスGP ワールドチャンピオン4連覇達成
2024年11月25日
昨日はF1第22戦ラスベガスGPがおこなわれました。現地は夜10時スタートとさすが眠らない街ですね。
レースを観るのも、そのド派手な街並みを観るのも、どこを取っても楽しめるラスベガスでのレース。
ここで勝てば文句なしにフェルスタッペンのチャンピオンが決定するとあって、レース前から大きな注目となりました。
しかし、肝心のレッドブルはこのサーキット用のリアウイングを間違えて持ってきてしまったとかで、
途中リアウイングを加工するなど出遅れ、予選は5番手にとどまり、ポールポジションは好調メルセデスの
ラッセルが獲得。ナイトレースで寒い現地の気候がメルセデスに向いたのかもしれません。
決勝レースはトップ4チームがバトルを繰り返し、抜きつ抜かれつの激しく見ごたえのあるものでした。
優勝はポールトゥウィンのG・ラッセル。2位ハミルトンの猛追を振り切って余裕の勝利。
フェルスタッペンは5位フィニッシュでしたが、ランキング2位のノリスを突き放して、
今シーズンのワールドチャンピオンを獲得しました。これで4連覇。並みいるレジェンドに並びかけています。
シーズン後半はライバルはかなり苦しみましたが、前半の貯金を切り崩しながら逃げ切りました。
チームとマシンのポテンシャルでは3番手ながらも、マシン性能をフルに出し切るセンスとテクニック、
そして勝負強さと王者の強さを見せつけてくれました。今のF1はドライバーの腕よりマシンのパフォーマンスで
決まると言われ続けていますが、そんなことはないと言わんばかりの王者の意地を感じました。
来年は大きくドライバーが変わるので、今シーズン以上の面白い戦いが見られそうで楽しみですね。
残る2レースはコンストラクターズチャンピオン争いの行方が見どころで、最後まで目が離せません!!