昨夜はF1第18戦シンガポールGPがおこなわれました。暑いシンガポールでのナイトレース、タフな一戦です。
ストリートサーキットのマリーナベイ。マシンのコントロールを失えば即、ウォールにヒット!
煌びやかな夜景に見とれている暇はありません。そして、コースのすぐそばにはマーライオンもあるんですね。
フリー走行から予選までトップ4チームが僅差で競い合います。ここを苦手とするレッドブルは今年は悪くない感じ。
ポールポジション獲得は予想外のメルセデスのラッセル。続いてフェルスタッペンと上位は実力者揃い。
角田君は13番手と振るわず。なかなか安定してポテンシャルを発揮できないですね、悔しいです。
直前に雨が降り、雨上がりの決勝レースがスタート。ソフトタイヤを履いてスタートのけり出しに賭けた
フェルスタッペンはラッセルをかわせず2番手をキープ。5番手スタートのマクラーレンのノリスがスタートに
成功して3番手。両者ともに一気に差を詰めたいところですが、この日のラッセルは無双状態でした。
見る見る後続を放していき独走状態。フェルスタッペンも優勝は諦めたのか2位を必死に死守します。
各チーム、タイヤ交換でも大きなミスはなく、また各ドライバー大きなミスをせずにセーフティカーも出動なし。
我慢比べのようなレースが続きます。しかし、このコースはオーバーテイクが難しいのか順位は変わらず。
終盤も激しいバトルまではいかず、ちょっと見どころが少ない感じでしたね。
それもそのはず、レース終了後はみんな疲れてぐったりしてました。30℃近い暑さに1時間40分も耐え続け、
集中し続けないといけなかったんですから、追い抜くにはさらにパワーを使いますからね。
きっとみんな完走するのがやっとだったんじゃないかと感じました。
最後まで逃げ切ったラッセルが見事ポールトゥウィンで今季2勝目。ついに復活したのかメルセデス。
ランキング上位3名もポイントを積み上げ、ドライバーチャンピオン争いは残すところあと6レース。
コンストラクターズチャンピオンは圧倒的なシーズンとなった、マクラーレンが2年連続制覇。
マクラーレンの黄金時代到来となるか、来シーズンも楽しみです。
そして角田君は12位フィニッシュ、ポイントに届かず… でもまだ終わっちゃいない。あと6レースあります。
次はアメリカGP。このままじゃ終わらない角田君に期待しましょう!