国産初のミッドシップ? ベレットMX1600
2025年5月23日
徳山です
ロータスのエリーゼにも採用されている、ミッドシップというレイアウト
一番の重量物であるエンジンを、車体の中央に登載することで、動力性のを高めることが出来、スポーツカーに採用されるレイアウト
F1マシンがまさしくソレです。
初めて市販車で採用されたのがフランスで1960年代、日本ではそれから20年以上経過した1984年にトヨタのMR2で初めて採用されました。
そうなんですが、1970年代に市販寸前までいって叶わなかった、幻の国産ミッドシップスポーツ、ベレットMX1600と言う車をご存じでしょうか。
私の父も所有していた、いすゞ117クーペの1.6リッターDOHCユニットG161Wをミッドシップに登載、本格的な国産初のミッドシップスポーツとして誕生する予定が、排ガス規制やオイルショックと重なり、そのまま流れてしまいました。
いすゞは昔から個性的な車を造り出すメーカーで、乗用車生産を終了してしまったのが残念でなりません。
市販されていたらなぁ、と思う1台です